「アイプリモ」の海外店舗は年々増え、2018年5月には21店舗を数えるまでになりました。台湾、香港、中国本土で活躍する社員に、日本生まれのブランドである「アイプリモ」をより深く理解し日々のお客様へのご案内に活かしてもらいたい―そのような想いから、プリモ・ジャパンでは、2017年より、入社後1年が経過した社員を対象に「グローバル合同研修」を開催しています。2年目となる今年は、台湾、香港、中国本土各エリアから合計35名の社員が東京に集結、5月15日(火)から全4日間の日程で行われました。

 

主な研修内容は、「アイプリモ銀座本店の見学・本店長によるテーマ講習」、「商品加工室での製造工法についての研修」「お客様への対応力UPに向けたグループワーク」などで、いずれも日本在籍の社員による手厚いサポートのもと、密度の濃い内容が自慢です。

 

研修初日。東京・銀座中央通りに面した「アイプリモ銀座本店」に到着し、店内に足を踏み入れると、来日社員からは口々に「チーパイ(気派)!」の声が。これは「堂々として風格がある」という意味の中国語で、憧れの本店での研修に向けて気合十分。本店長への質問も途切れず、真剣にメモを取る姿が見られました。商品加工室では、サイズ変更や、小さなプロミスダイヤモンドを埋め込む技術や刻印、リング表面の特殊加工など、日ごろ目にする機会の少ない工程を、時に実際に体験しながら学ぶことで、「一生のお買物」としてのブライダルジュエリーに求められる品質を再確認することができました。

「グローバル合同研修」の最大の目的は「日々の仕事に役立つ知識やマインドを身につけてもらうこと」ではありますが、一方で日本や日本の文化に愛着を持ってもらうこと、そしてグループ全体で1,000人規模となった「オール・プリモ」の一員としての自覚を持ってもらうことも大切なミッションです。2日目の夜には東京タワーを間近に臨むホテルにて、日本在籍の社員も交えて盛大な懇親会が開催され、またフリータイムには「美味しいものをたくさん食べ」「思い切りショッピングを楽しみ」「日本のおもてなしを体感するサービスを受ける」など、各自大満喫だった様子。

 

普段は離れて暮らしていても、今後の活躍を互いに祈る気持ちが自然と生まれ、国境を越えた素敵な交流のひとときとなりました。