プリモ・ジャパン株式会社では、社内横断型CSR活動「PRIMO RING PROJECT」の5つの活動方針のうち「地域・環境への思いやり」の一環として、5月31日に静岡県富士宮市の国道469号線沿線において自然保護活動を実施しました。

プリモグループのロゴマークには、当社が大切にしている「人」そして「人と人との絆」という意味合いのほか、「日本のおもてなし精神を海外でも広く展開する」という考えを表現するため、日本の象徴とも言える富士山が水面に映る情景のニュアンスを持たせております。当社では、NPO法人富士山クラブ様とともに、2013年より富士山周辺の清掃を継続してきました。

 

6年目となる今年は、新たな取り組みとして、従来の『清掃活動』に加えて富士山固有の生態系を保全するための『外来植物の駆除活動』もプログラムに組み入れました。活動前日に当社本社会議室において、富士山クラブ様による環境保全講座を受講。外来生物(動物+植物)がいかにして富士山固有の生態系に影響を与えるかを詳しく学び、生物多様性への理解を深めました。

 

活動当日は、時折雨が降るあいにくの天気でしたが、全国の店舗・事業所に所属する20名の社員が参加。現地での作業確認の後、最も深刻な問題となっている環境省指定・特定外来生物のひとつ「オオキンケイギク」の駆除を行いました。「オオキンケイギク」は、コスモスに似た美しい黄色い花ですが、その繁殖力の強さから富士山固有の在来植物を駆逐する恐れがあるとのこと。地下茎を残さずに掘り起こす約1時間あまりの作業で、約2,100本の「オオキンケイギク」を駆除することができました。さらに作業後半では、例年通り清掃活動を実施し、こちらも36kg のごみを収集。6年間に当活動において集計したゴミの総量が1トン(1,000kg)を超えました。

 

広大な富士山麓において、当活動が環境に与えるインパクトはごく限られたものしれませんが、「継続は力なり」という言葉のとおり、活動を毎年継続し、実績を積み重ねることの大切さを実感するきっかけとなりました。

 

 

プリモ・ジャパンでは、今後も「PRIMO RING PROJECT」を通じて、さまざまなCSR活動を推進して参ります。

 

 

■ 富士山清掃活動実施内容

実施日: 2018年5月31日(木)
参加者: 当社RING PROJECTメンバーおよび店舗・事業所社員計20名
場所:

静岡県富士宮市の国道469号線沿線

内容:

外来生物駆除活動、清掃活動(ゴミ拾い)