日本最大規模のブライダルリング専門店を運営するプリモ・ジャパン株式会社【本社:東京都中央区、代表取締役:澤野直樹】は、2011年8月17日、社会貢献活動の一環として、NPO法人ブリッジフォースマイルを通じて、児童養護施設で生活をする学生へ向けた職業体験プログラム「ジョブプラクティス」を実施しました。

 

ジョブプラクティスとは、進路選択において大切な中学生・高校生の時期に、働く社会人の話を直接聞き、実際の仕事を体験してみるという職業体験プログラムで3名の高校生に参加頂きました。

 

当日、高校生はそれぞれの施設から、プロジェクトメンバーは仙台、水戸、福山から東京本社に集まり、一緒にランチを食べながらコミュニケーションを深めました。その後、当社が運営するアイプリモ銀座本店へ移動し、ブライダルリングの販売を、お客様、販売員のそれぞれの立場になって体験頂きました。最初は戸惑いを見せていた高校生も、緊張がほぐれるにつれて声が出るようになり、ロールプレイングながらも成約に至ったケースも生れたようです。販売体験終了後、「素敵な社会人からのお話」と題し、プロジェクトメンバーが考えた想定問答、「私にとって仕事とは?」、「仕事のやりがいとは」、「辛かったこと、それをどう乗り越えたのか」などを元に就業観、職業観をお伝えしました。

 

当社のジョブプラクティスの取り組みは、昨年に引き続き今回で2回目の実施となりました。昨年度の経験を活かし、今年は募集人数を絞り、実際の店舗で接客体験を受けて頂きました。本活動は今後も定期的に実施していく予定です。

■ジョブプラクティス実施内容

実施日:

2011年8月17日(水)

参加者:

高校生3名/当社参加者8名/NPO法人ブリッジフォースマイル3名

会場:

ブライダルリング専門店 アイプリモ銀座本店

内容:

エンゲージリング接客体験(お客様役・販売員役)
社会人とは(働く意味や意義を知る)
仕事感(働くことの楽しさ・大変さを意見交換する)

 

PRIMO RING PROJECT(プリモ リング プロジェクト)について

当社は社会貢献活動を含むCSR活動を「PRIMO RING PROJECT」(プリモ リング プロジェクト)と名づけ、様々な活動を推進しています。プロジェクト名の由来は、お客様、取引先、従業員、地域社会など、当社に関わる全ての人たちの思いが一つの大きな輪(RING)となり、幸せを分かち合う人々の笑顔のRINGを大きく広げていきたいという考えによるものです。

 

中でも社会貢献活動は、全国から立候補した3名の社員による社内横断型のプロジェクトチームが中心となり、活動を推進しています。2008年4月に第1期のプロジェクチームが結成され、現在は3期目のメンバーが活動しています。社内外のコミュニケーションに注力した結果、今期はメンバー以外の一般社員の参加も増えました。また、提携先の企業様からのご協力が得られ、活動を共に行うような事例が見られるようになりました。

 

特定非営利活動法人ブリッジフォースマイル http://www.b4s.jp/index.html

ブリッジフォースマイルは、児童養護施設から社会に巣立つ子どもたちをサポートする団体で、主に関東で活動しています。様々な家庭の事情で親と一緒に暮らせない子どもたちが児童養護施設で生活していますが、18歳になると施設を出て一人暮らしを始めなければなりません。同団体は退所を控えた中高生に一人暮らしの準備を支援するプログラムを実施したり、退所者のメンタルケア、住宅を支援したりするなど、中学生から退所後までを一貫してサポートしています。子どもたちが、「自分の努力と周りの人の支えがあれば、ハンディキャップは乗り越えられる。失敗してもやり直せばいい」と、勇気が持てるような支援をカタチにしています。