全国にジュエリー店舗を展開するオーダーメイド企業の株式会社ケイ・ウノ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:久野雅彦、以下「ケイ・ウノ」)と、日本およびアジア諸国でブライダルジュエリー専門店を112店舗運営するプリモ・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:澤野直樹、以下「プリモ・ジャパン」)は、台湾において共同出資会社を設立し、共同でブライダルジュエリーの企画・製造・販売事業を展開することになりました。1号店のオープンは2019年夏を予定し、2021年までの3年間で台湾において5店舗の運営を目指します。

 

共同出資会社設立にあたっては、ケイ・ウノ、プリモ・ジャパン、プリモ・ジャパンの台湾子会社・璞琳夢鑽石股份有限公司(以下「璞琳夢台湾」)の3社間で共同出資契約書を締結し、ケイ・ウノと璞琳夢台湾がそれぞれ50%ずつ出資します。ケイ・ウノが手掛けるオーダーメイド商品を、璞琳夢台湾が有する台湾域内の店舗開発やマーケティングの知見を活かし販売することで、台湾市場におけるジュエリー事業の拡大を目指します。

 

1981年に創業したケイ・ウノは、オーダーメイド専門店として国内で唯一全国展開するブランドを運営しています。自社デザイナーにより年間40,000種類のデザインを生み出し、職人の高い技術力により2015年12月には、日本初、ダイヤモンドカットの技術で特許を取得。国内最大の自社工房を持ち、職人が約150名在籍しています。お客様の想いをカタチにした商品が好評を得ており、オーダーメイドの文化、メイド・イン・ジャパンのものづくりを世界に広げていきたいと考えています。

一方、プリモ・ジャパンが100%出資し2007年に設立した璞琳夢台湾は、日本式の「パーソナルサポート」を特徴として台湾域内で「アイプリモ」11店舗およびオンラインストアを運営し、台湾のブライダルジュエリー市場で約7%(2018年度)のシェアを有しています。嗜好の多様化が進む台湾市場で更にシェアを高めるためには、「アイプリモ」以外のブランドを展開する必要性を認識していました。

このように両社の戦略的方向性が一致し、このたびの共同出資会社設立に至りました。

 

共同出資会社設立に先立ち、台湾でのテストマーケティングを実施したところ、ケイ・ウノの商品が持つ品質とオリジナリティに高い関心が寄せられました。両社が手を組み、互いの強みを最大限に活かすことで、新たなブライダル客層へのアプローチが可能と考えます。

 

新会社の名称や役員構成、店舗立地、具体的な取扱商品等につきましては、正式な手続きを経た後、速やかに公表いたします。