幸せのRINGを国内外へ、そして次の世代へつなぐために。

私たちはNPO法人など様々なパートナーシップを通じて、息の長い社会貢献活動を全国で行っています。

 

 

災害被災地への支援

 宮城県気仙沼市の児童館でのクリスマス会(2016年)
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 宮城県気仙沼市の児童館でのクリスマス会(2016年)

毎年のように国内外各地で甚大な災害が発生しています。私たちは日本全国に広がる店舗ネットワークを活かし、以下の3つのカテゴリに分類して災害支援活動を行っています。

【1】災害支援専門団体へのサポートを行う「緊急支援」

【2】被災者の方々に直接手を差し伸べる「直接支援」

【3】心と心を結び、息の長い支援活動につなげる「継続支援」

ブライダルジュエリーを通じ、おひとりおひとりの「夢(おもい)」を「幸(かたち)」にする立場として、困難な状況にある被災地の皆様が一日も早く幸せな日常を取り戻していただけるよう、プロジェクトメンバーとともに被災エリアに近い社員も協力し合い、様々な支援活動を企画・運営しています。

【1:緊急支援】

古着の寄付を通じた日本赤十字社への支援活動
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古着の寄付を通じた日本赤十字社への支援活動

古着や古本の寄贈を通じ、「日本赤十字社」「NPO法人日本レスキュー協会」など、災害時に最前線で緊急支援を行う団体をサポートしています。「私たちにできること」として全国の店舗に春と秋の2回呼びかけ、ひとりひとりの力を合わせてより大きな力につなげる活動です。

【2:直接支援】

西日本豪雨 広島県坂町でのボランティア活動
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西日本豪雨 広島県坂町でのボランティア活動

困難に直面した方々へ直接手を差し伸べたい。その気持ちから、PRIMO RING PROJECTとして被災地支援活動を行っています。2011年の東日本大震災では福島県いわき市で、2018年の西日本豪雨では広島県坂町で、それぞれ被災地に近接する地域に暮らす社員とともに復興活動に携わりました。また、プリモ・ジャパン株式会社および社員有志の募金により、被災者の皆様の生活再建のため義援金を拠出しています。

【3:継続支援】

「おもいでかえる」写真修復活動
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「おもいでかえる」写真修復活動

災害からの復興には長い年月を必要とし、「心の復興」も大きな社会課題となっています。ブライダルジュエリーの販売を通じて「家族のはじまり」の瞬間を数多くお手伝いしてきた立場から、「いつか再び家族の笑顔につながる活動」を被災地で継続的に実施してまいりました。東日本大震災の被災地では、NPO法人「おもいでかえる」とともに津波で傷んだ写真の修復作業に毎年従事し、気仙沼市児童館で被災地の子どもたちを招いたクリスマス会を実施。2018年からは支援対象を広げ、NPO法人「フォトサルベージの輪」とともに、西日本豪雨の被災地への支援も行うことが決定しています。

パートナー:NPO法人「おもいでかえる」

東日本大震災の被災地で拾われた写真や思い出の品々を被災者にお返しすることを目的とし、写真や画像処理の専門家により2012年に仙台市で結成。2014年3月からは任意団体から「特定非営利活動法人おもいでかえる」として法人化。東日本大震災を通じた様々な経験から、生活支援が急がれる中で置き去りになりがちな精神的支援に正面から向き合い、今後起こりうる災害においても復興・復旧に向けた被災者の心の支えとなるよう、写真修復活動を継続しています。

パートナー:NPO法人「フォトサルベージの輪」

東日本大震災発生直後、印刷や写真関連の仕事に従事していた3人のメンバーが「汚れた写真をきれいにしてあげたい」という一心で被災地入りし、避難所で活動を開始。その後、千葉県を拠点としてNPO法人化し、全国に300名を超すレタッチサポーター(オンライン上で写真データの修復作業を行うボランティア)の協力のもと、東日本大震災のみならず常総市の水害や熊本地震で被災した写真修復作業に従事。毎年夏に行われるボランティアと音楽フェス「RockCorps」を通じ、多くの学生ボランティアの参加も呼び掛けています。

ピンクリボン運動

 
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私たちは2009年からピンクリボン運動を推進、2010年からは公益財団法人「日本対がん協会」の「ピンクリボンフェスティバル」活動に協力しています。毎年10月の乳がん月間には、全国の店舗で当社オリジナルデザインのピンクリボンロゴバッジを着用しており、2021年からは中国本土・台湾・香港の店舗においても着用することにより、グローバルでの乳がんに対する啓蒙活動に取り組んでいます。また、社員のマンモグラフィ検診料も負担しています。

自立と夢を応援する「ジョブ・プラクティス」

 
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「ジョブ・プラクティス」とは、NPO法人「ブリッジ・フォー・スマイル」と一般企業が共同で実施する、児童養護施設で生活する中高生のための就職支援活動です。児童養護施設で暮らす子どもたちの多くは、就職と同時に退所し自活することになるため、相応の知識や心構えを準備することがとても重要です。

私たちは2010年より毎年夏休み期間に「ジョブ・プラクティス」を東京・名古屋・福岡で開催し、「働くうえでのマナー」や「接客の基本」など実践的なワークショップとともに、ブライダルジュエリーを通じて「結婚」についても身近に感じてもらい、仕事や未来に明るい希望を持ち、前向きに取り組んでもらえるよう、オリジナルの就業体験プログラムを実施しています。

パートナー:NPO法人 「ブリッジ・フォー・スマイル」

 
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NPO法人ブリッジ・フォー・スマイルは、児童養護施設から社会に巣立つ子どもたちをサポートする団体です。中学生から退所後に至るまで、様々なサポートを通じて、子供たちが勇気と希望を持てるような活動を実施しています。

アジアの子供たちへ 未来への大切な贈り物

現地写真(ネパール)
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現地写真(ネパール)

私たちはアジア各国の次世代育成に貢献したいという考えのもと、公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」および公益財団法人「プラン・インターナショナル・ジャパン」の協力のもと、各地で教育施設の建設を続けてきました。

2017年春、ネパール・ドルパ郡の山間部にあるジョディ小学校に隣接する幼稚園園舎建設プロジェクトが無事完了し、絵本や知育玩具などの教育備品が整いました。息の長いプロジェクトにするため、保護者に対する「親業トレーニング」も実施し、乳幼児教育に対する理解やしつけの重要性を指導したほか、教員向けに乳幼児教育の教授法も伝授。また、これまで乳児と一緒に、狭く不衛生な教室で授業を受けていた小学校1年生の学習環境も大幅に改善し、彼らへの教育支援も実現しました。

過去の取り組みと支援実績

現地写真(フィリピン)
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現地写真(フィリピン)

アジア地域では安全な教育施設や教育予算が不足しているため、十分な学びの機会を持てない子どもたちが多くいます。私たちはこれまで以下の支援を実施し、直近の1年間(※)に4つの国で未就学児117人、小学生265人の「学ぶ場」を提供しました。

※2018年8月を含む単年度の実績

 

2008年 ベトナム・ケヴァイ集落幼稚園園舎建設

2010年 フィリピン・サザンレイテ州リロアン町アマガ小学校校舎建設

2012年 タイ・チェンマイ県ファーン郡メーカー区バン・デン・マイ村バン・ライ・ファーン小学校校舎建設

2017年 ネパール・ドルパ郡トリプラコットVDCルマ村ジョディ小学校付属乳幼児施設

 

パートナー:公益財団法人「プラン・インターナショナル・ジャパン」

 
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公益財団法人「プラン・インターナショナル・ジャパン」は、国連に公認・登録された国際NGOプランの一員として、1983年に設立され、国内の約7万人の支援者と約1,000人のボランティアの方々に支えられ活動をしています。
国際NGOプランは、子どもたちが本来の可能性を発揮できる世界の実現をめざし、アジア・アフリカ・中南米の50カ国において、宗教や政治には中立の立場で活動しています。貧困のために過酷な環境で暮らす子どもたちとともに、教育、保健、水と衛生など8つの分野で生活環境改善のための地域開発を進めています。 

 

パートナー:公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」

セーブ・ザ・チルドレンは、子ども支援活動を行う、民間・非営利の国際組織です。1919年、イギリス人女性エグランタイン・ジェブによって設立されました。彼女は第一次世界大戦で荒廃したヨーロッパで、敵味方の枠を超えて、栄養失調に苦しむ敵国の子どもたちの援助に取り組みました。その活動の中で、子どもの権利に関する世界初の公式文書とされる「ジュネーブ子どもの権利宣言」を起草。その理念は、現在196の国と地域が締結している国連の「子どもの権利条約」へとつながり、世界に広がっています。
現在、日本を含む29ヶ国の独立したメンバーが連携し、約120ヶ国で子ども支援活動を展開。子どもの権利のパイオニアとして、国連や各国政府からもその専門性を認められ、世界中で、子どもを取り巻く環境に変革をもたらしています。